投稿

9月, 2018の投稿を表示しています

短編小説の書きかたっていうか、なんか雑感とか

 昨日の深夜まで白目剥きながら読んで講評つけてってやっててなんとか122作品すべてに講評をつけ終えたんですけれども、あれ~モモモ大賞ってここまで大変だったっけ? って思ったら、前回の参加数が60くらいなので単純に倍くらいになってるんですよね。そりゃあ白目も剥くわけだ。初参加でいきなりこの数をやらされる羽目になったチャンラノと眼鏡先生はほんとご愁傷様ですという感じで、次からはちょっとやりかたを考えないといけないかもなぁって思ってます。最低限、参加作品は必ず誰かが読んで講評をつけるというのは維持したいので、ジャンルごとに担当の評議員を決めて一次選考をしてもらって、そこを抜けてきたやつを全員で読むとかそういう風にしないと、ちょっとこれは続けてられないなって感じです。まあなんとかやっていきましょう。  で、さすがのわたしでもこれだけの数のいろいろな短編小説をガーッ! と読んだのなんて初めての経験で、途中からほとんどただの読む機械みたいなトランス状態になっていたんですけれども、そうするとなんかこうふわっと見えてきたものがあったのでいちおう書き留めておこうかなとかそういう感じです。なおこのブログは適当に思いついたことを書き散らすぞ~というコンセプトなので記事としてしっかりまとめるつもりとかさらさらないからあまり真に受けるものでもないし、飽くまで2万字程度の短編小説に限った話で長編の場合はまた別のメソッドがあると思います。 1:主人公を行動させよう!  わりと多かったんですけれども、語り部がただ出来事を観測して叙述しているだけの存在になっていて、ぜんぜん出来事に参加していないというパターン。どんなに派手なことが起こっても、主人公がただそれを眺めているだけだと読者のほうはさらに物事を眺めているだけの主人公を眺めるだけということになって、もうフーンってなってしまいます。もちろん物語にルールはないし色々なやり方があるとは思いますが、基本的には「主人公がなんらかの問題に主体的に取り組むことで解決する」という形式になっていたほうがそれっぽくなります。 2:短編小説の主役は物語!  長編だとダラダラとした日常パートもキャラ萌えでついつい読んじゃうみたいなのはわりとあると思うんですけれども、短編の場合は一瞬で読者を引き込まないといけないので、キャラクターありきのダラダラとし